見つめていたい


柚木くんが私のために来てくれた?


わぁ!


「胡桃…」

「柚木くん…」

そんな目で見られたら、また倒れてしまいそう

「ごめん…」

…柚木くん?…

「なんで謝ったりするの?」

「今朝の…」

「?…」

「左手…貸して…」

左手?…

柚木くんの右手に、私の左手が包まれてゆく、暖かくて大きな手、その手に優しくぎゅっとされている私の手はとても幸せ…

「これが…答えだよ」

アッ!…

『ずっと、一緒にいるから…』

「…あの!、わ、私…』

「あの、じゃなくて……かずまって呼べよ」

かずま!?……

なんか、恥ずかしい…


「か…かずまくん…

私も……一緒にいたかった!」


みんなが見てるよ…


俺だけ見てればいい…


うん…


かずまくんのことを、今よりも、もっと、もっと、好きになってしまった私…

< 44 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop