ヴァンパイアの花嫁
アメリアが廊下に出ると、ダーモッドが立っていた。


「アメリア、大丈夫だったかい?ご主人様はなんて?」


ダーモッドがいらいらしたように聞く。


「ええ、シェリル様のおかげで大丈夫よ。レオン様はこれから休まれるわ」


あれだけ少女に生気を分け与えたのだから、なんでもないように見えても身体は疲れているだろう。


人間の血を飲むか、戯れれば生気は満たされる。


しかし、女はいらないと言う。


もしかしたら、レオン様は本気でシェリル様を……。


あの時、一瞬で殺されるかと思った。


シェリル様が起きなければわたくしは消されていただろう……。


シェリル様が目をお覚ましになったら今煮込んでいるスープを飲んでもらわなければ。







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