ヴァンパイアの花嫁
食事ももう終わるころに、レオンに声をかける女性がいた。


「レオン様、お久しぶりです」


2人の席の横に透けるようなシミひとつない肌を持った赤毛の女性が立っていた。


エメラルドグリーンの瞳はレオンに微笑んでからティナを見る。


そしてティナにもにっこり笑いかける。


「カサンドラ、何の用だ?」


それに久しぶりではない。


昨日会ったばかりだ。


「レオン様がつれないので追いかけてきたのですわ。アメリアに聞いたらこちらだと」


レオンに忠実なアメリアが居場所を教えるはずは無い。




< 304 / 487 >

この作品をシェア

pagetop