シェヘラザード、静かにお休み
それを考えると、自分もどこかシーラに似た所があるな、と笑えた。
口角を緩めたアメリアを見て、ルイスは首を傾げる。
「あ、シーラさんの行く当てですよね。私は何も聞いてないんですよ。イーサンもよね?」
「はい、何も」
イーサンが出したお茶をアメリアは躊躇わず口をつける。
これは信頼の証なのだろうか、それとも習慣か。
誰も知る由もない。
「だいたい検討はついてるんです」
ルイスはお茶を飲み干す。
「御馳走様です。今から行ってみようと思います」
シーラはブランコに揺れていた。