君の隣で眠りたいーー

想いが溢れては歪む。

「あの二人はきっとーーもう。
だから、邪魔すんなよ」


真也は、幹部室で雑誌を読みつつ答えた。



「アホか、俺は、必ず美心を姫にする!!


たとえ、美心が青を、好きでもーー


俺は、簡単に諦めたりしない‼」



簡単に諦めたりする恋じゃない。


君が、泣いたら悲しい……。



君が、笑ったら嬉しい……。


「お前言ったじゃんか、美心は俺が好きって。

なのに、なんでーーーッッ」

あるわけない。


美心が、青のモノなんて認めない‼



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