君の隣で眠りたいーー

雷龍…………

「おい、大丈夫か?」



ビクッ。。


やだ、怖い。


近づく漆黒の髪をした男の声に私は、震えてしまった。



助けてくれたのに…………



だから、精一杯。



笑顔で返そう。



「……………」




漆黒の髪の男は、私を見てる。



怒ったかな、と一瞬不安に思う。


「大丈夫?雷、顔怖いからごめんね」



さっきは目の笑っていない彼もにこやかに笑ってる。


最初の人は、雷って名前なんだ、と分かった。






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