人色-hitoiro-


今は、恋愛感情ではないけど
例えそれが恋愛感情に
変わったとしても俺はその気持ちを
伝えるつもりはない。

こうやっていおが愚痴を
言ったり泣いたり笑ったり
出来る場所が俺だったらいい。
そう思うから。

涼介「ほら、とりあえず
飲んで。落ち着いて。」

ジュースを飲み干したいおに
冷蔵庫から取り出した
新しいジュースを手渡す。

しばらくするといおは
勢いよく机に伏せ
スヤスヤと寝息を立て始めた。
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