人色-hitoiro-

~阿久津side~


伊織ちゃんを家まで送り
ガレージの中を覗くと
加々美くんは工具を片付けていた。

奏「加々美くん。」

涼介「阿久津くん。今帰り?」

奏「うん。少しいい?」

涼介「いいよ。」

加々美くんは冷蔵庫から
ジュースを取り出すと
テーブルの上に置いた。
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