人色-hitoiro-

華純「京ちゃんなら
講義室にいると思います。
私、今から部活ですから。」

あまり話したくないのか
木崎さんは足早に立ち去ろうとする。

でも、伊織ちゃんは木崎さんの
腕を掴むと頭を下げた。

伊織「お願い!!木崎さん。
今日は京夜のそばにいてあげて!」

華純「‥‥‥え?」

伊織「‥お願いします!!!
明日の朝が来るまで
京夜と一緒にいてあげて下さい!」
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