人色-hitoiro-

~阿久津side~


去って行く伊織ちゃんの
背中に向かってありったけの
言葉を叫んだ。

奏「さよなら。伊織ちゃん。
またいつか友達に戻ろうね。」

そしたら伊織ちゃんは
俺の大好きな笑顔を浮かべ振り返る。

伊織「‥‥阿久津くん!」

奏「ん?」
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