紙ヒコーキと空
向かう先
『キーコーンカーン』僕はその音を聴いて、誰よりも速く教室を出る。
僕の目的は一つだ。
向かった先は部活でも、友達の所でもなく・・あの陰気な空気が立ち込める通学路である。
僕の目的は一つだ。
向かった先は部活でも、友達の所でもなく・・あの陰気な空気が立ち込める通学路である。