私のニセ王子様
[さき 脳内]


「あ、山本さん!おはよう」



「…………おはよう」

けさ、学校についた時、倉崎の周りにはたくさんの人が集まっていた。

(人気なんだな……)


羨ましくなんてないけどさ。


ただ、私は学校を転校することが多いから。仲良くなっても、きっと、またすぐ離れちゃうから。

もう友達なんていらない。


もともと、話すことが苦手だから。

そうやって、無理やり理由をつくって、諦めていた。


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