無垢
「痛かった?」(そのうち良くなる) そういい終わるとまた僕は彼女の腰を取って

今度はグランデイングした

「ああっ」「どう」「良くなってきた?」「うん なんか腰ががくがくして」「気持ちが良くなってきた」

そういうと彼女は僕に覆い被さってきた 「僕の大事なところを障ってご覧」(彼女は初めて見るものを見て)「なんかグロテスクやわー」そういうと(プっ)と噴出した

そうこうするうちに 前技が終わりいよいよ僕はクライマックスを迎えた

「一緒に行くよ」「はい」「ああっ」「うっ」

果てた・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たまにぼくのところ 遊びにおいで年に4回は来るから京都に

(そういって彼女の腰を抱いた)

それから僕と彼女は山賊焼と湯豆腐をいただいた

初めて ・・・だったんだ・・・・

噂には聞いてたが本当だったんだな (こんな50過ぎのおじさんでよかったのかな 彼女)

なんとなく 申し訳ないような気分になってきた・・・

僕も妻に先立たれて寂しさもあって それから京都に来るときは彼女を宿に呼ぶ癖がついた

そのうち東京にも彼女が押しかけてくる ことがたびたびあって

(こりゃ押しかけ女房だな)そんなことを考えてた

朝起きると決まってエプロン姿で 台所に立ってくれた 今日のおばんざいのいい匂いが決ってした

いろんなところに行った 京都では大文字焼に行き 度月橋 嵐山 彼女の案内で京都をたんのうした


東京に来るときは僕が案内した

もう半分家族のようになっていた・・・・・・・・・・・・・・・

無知と無垢は良く似てる

白雉美的な 笑顔を見せてくれて真っ白な歯を出して横で笑う彼女が愛しかった


「先生のお嫁さんになりたい」「いつしか彼女はそんな夢をもつようになった」

「後2年待ってくれないか」「後2年」「後2年妻の弔いを済ませたらそしたら君を妻に迎えよう」

「ありがとう先生」

それが5年前 彼女は今僕のとなりで東京で眠ってる

ただたまに無垢と無知は似ていると思うんだ 死んだ妻と比べると本当にものをしらない


彼女のかわいさでもあるが それが強みでもあるが

これから僕が彼女を育てていかなきゃいけないと思うと先が想いやられる・・・
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