最後に、もう一度だけ
別れ
_______________



あの事件のあとなるくんは



女の子達にすごい説教をしたみたいで



陰口も言われなくなった








けど、


















『ねえねえ、なるー!』




「なんだよ、るり」






なんて言い合いながらイチャイチャしてる




お気づきの通りなるは私の彼氏。









のはずなんだけど...








「なる、一緒にご飯食べ______『なにいってんのこの子?彼女づら?』




まじですか...



『俺の彼女はるりだもんなー』






はぁ、なるまで...




「そっか、じゃあひかると食べてくる」






グスッ





『ちょ、どうしたん!』



ひかるは泣いてるわたしに驚いてる。





ひかるにさっきのことを話した。



そしたら



『はぁ?なるサイテーかよ。あの事件の時は優しいと思ったけど最低やな』




『ひとまず今日は帰りな』




「うん。」





私は気づかなかった、教室の窓から私が帰るところを




なるがずっと見ていたことに
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