虚構のシナリオ
ユージの言葉に
裕子は少し微笑む。



「ふふ、、


いいのよ。


人をだまし、裏切りつづけた私は
遅かれ早かれ破滅する運命。



最後にこんな派手な舞台を用意してくれた
あなたには感謝したいぐらいよ」




ユージもにやりと笑う。




「その通りだな、裕子」





その時、破滅の色に
彩られた空港に


響く一つの声。



聞きなれた声に
裕子は思わず振り向いた。
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