最初で最後のラブレターを君に。

変化


結局そのあとはお互い
違うペースで家に帰った。

今日は1日の中で色々なことが起こりすぎて
正直疲れていた。とても。

母は相変わらず泣いていて

父には自分から余命が2ヶ月だと告げた。

父は深く頷き「そうか……」とだけ言った。

食欲も全くなかったからいつもよりずっとずっと早く眠りにつくことにした。

足元をいつもより大きく立てて階段を上がる。

もうこの階段をのぞれるのもあと2ヶ月。

そう思うと悲しくなる。

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