手のひらの天秤 ~究極の選択ゲーム~
「二人だけおそろいの傘使ってたら、丸ちゃんと愛子ちゃんが嫉妬しちゃうかな?」
「ああ、特に愛子はうるさそうね。目に浮かぶわ」
「じゃあ、今度来たときは二人のも買おうよ! まだ、いくつか残りもあったし! 四人でおそろいにしよ!」
「ええ、いいんじゃないかしら」
友達とおそろいの傘を買った。
たったそれだけの出来事だけど、
私にとっては、なんだかとても暖かい大切な思い出になった。