手のひらの天秤 ~究極の選択ゲーム~
それから、私達は公園に移動した。
夜だったこともあり、公園の明かりは真ん中にある街頭で薄暗く照らされているだけだった。
「あのね……」
私は死神ゲームについて全部、志芳ちゃんに話した。
これまでの選択肢のこと。
そして、予知夢じゃなくて、なんで丸ちゃんが交通事故に遭うことが分かったのかも。
話が進む度に、徐々に志芳ちゃんの顔が曇っていった。
そして、私は、いつのまにか泣いてしまっていた。