明日も、きみに逢いたい。



「あ…あの私、絶対言わないので!大丈夫ですから!では!!」



私は先生にそう言い残して急いで先生の部屋を出て、とっさに近くの資料室へと入った。



「ふぅーー…焦った…私ドキドキし過ぎだって…」


急いで部屋を出たのと、さっきのことが重なり私の心臓はドキドキしてうるさかった。


心を落ち着かせないと…

あんなに近くで顔なんか見れちゃてもう〜…



「へぇぇぇぇーーーーー」



…!?

え、なに…!?

へぇぇぇぇってなに!?

背後から聞こえる低い声に、私はビックリして固まって動けなかった。


恐る恐る振り返るとそこには…


「ぎゃああー!!!」



「あー!もううるせぇよ!!」



私が大声を出したせいか、口を手で押さえられた。

いわゆる、、壁ドン…みたいな感じになってるんですけど…




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