明日も、きみに逢いたい。



「おい!急にタメ口かよ!お前ほんと生意気だな!」



「タメ口にもなるでしょ!私からしたらあんたが王子だろう何だろうと関係ないもん!」


…ダメだ泣きそうになってきた。

不意にこんな事言われるとダメージが大きい。


「ちゃんと諦めるつもりだし!それに、こ…告白しようとかそんな大それたこと思ってもないし、見るだけで十分なんだから…!」


先生への想いを口にしたことで、

改めて好きなんだと感じた。


「言ってる事と、顔が合ってねぇぞ。仕方ない…これは俺が預かってやる。」


「えっ…?」


そう言って王子が手に持っていたのは、ウサギのキーホルダー。



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