君が好きと言ってくれるなら、なんだっていい
「あーいり!ただいま……」



靴を脱いで、リビングのドアを開けると、誰もいなくて真っ暗。



「なんだ、まだ帰ってないのか……」



せっかく早く帰ってきたのに、と思いつつシャワーでも浴びようとタオルを取りに寝室に向かう。



「愛莉帰ってきたら、俺がいてびっくり……」



少しご機嫌気味に鼻歌なんて歌いながらタオルと着替えを取るためにタンスを開けて、あまりの軽さに言葉を失ってしむう。



「……は?」



タオルはたしかにそこにあった。
ただ、はいっていたはずの愛莉の服がない。
俺の服だけになっていて、中身はスカスカだ。

芸能人なんてやってるくせに、俺は服にあまり興味がなくて。
愛莉の服で埋め尽くされていたタンスにはなぜかあまりものは入ってなかった。



「どういうことだ……?」

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