Sweets♡Days
「今のはウソで、本当の事じゃ…」
「全部食っといて?」
空になったお皿を指して言う桐島さんにうっ…と言葉に詰まる。
「とにかくこれでテストは合格だろ?」
「うぅ…」
素直に認めたくなくて頷けない。
「あ、あと、総一郎さんには了承もらってんだけど、俺もここの二階に住むから」
「は?」
桐島さんの言葉に目を見開く。
「留学帰りで家がないって言ったら、総一郎さんがここに住めばいいって言ってくれたんだよ」
お父さーん…。
心の中でお父さんを恨んだ。
「ま、とにかく、これからよろしく、桜木店長さん!笑」
バカにしたように言う桐島さん。
店長なんて思ってないくせに…。
こんな奴と店も家も一緒なんて最悪だー!!
心の中で叫んだ。