Sweets♡Days
女の子が帰ってからお昼まではちらほらとお客さんが来る程度だったけど、お昼過ぎからはチラシを見たお客さんや本店の常連さんがたくさん買いに来てくれる状態でとても忙しくなった。
「桐島、ショートケーキとミルフィーユってあとどのぐらい残ってる?」
厨房の戸を開けて覗く。
「どっちもあと三つずつで終わりだ。チョコケーキの追加はもう少しで出来る」
「わかった、お願い!こんなに忙しくなるなんて本当に嬉しい限りだよね!」
たくさん来てくれるお客さんの姿を見て嬉しくなり、ニコニコしながら桐島に言った。
「初日だけで喜んでたって仕方ねえだろ。これから先も続かないと意味ねえんだからよ。わかったらとっとと働け!」
「それはわかってるけど…。少しぐらい喜んだっていいじゃん!」
桐島を軽く睨みながらあたしは店内の方にまた戻った。