それだけで幸せ。
「あのね凌が笑ってる顔が好きなの」


「は?」


「凌は覚えてるかわからないけど1回高校生の時笑ってくれた時があってその顔が忘れなくていつかまた笑ってくれるのかな?愛してくれる日がくるかな?って思いながら頑張ってた。もしかしたら明日は、食べてくれるかもしれないからご飯も毎日作ってでももう限界きちゃった。」


「私が幸せにしてあげられないのは悲しいけど凌が幸せならそれだけで幸せなの」



もう後には帰らない。

言っちゃった


「別れてください。明日には出てくから」


今まで、黙ってた凌が急に喋り出した
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