出逢えたのはーーー奇跡。
胸を抑え赤い顔をした、ゆめがいる。


緊張してんのか?


「ベット、入りな。」

壁際に君を追い込んで、少し怯えたゆめ。


「何、どうした?


そんな緊張すんなよ。
何もしないから眠りな」

君が怖くならない様に、頭を撫でてあげる。


「ねえ、先生?」


「あ、その先生止めない?
二人の時は透な。

分かった??」


「透さ………ん。」


掠れた声。


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