とりあえず、こっち向いて。






「夏帆は?どうしたいの?」






はぁ。ズルいなぁ。






「もちろん洋介が好きだよ」




「じゃあ
「でもさ洋介といるのは不安で辛いの」




洋介の言葉を遮って本音を言ってしまった

もう自分でも止められなかった





「さっきキスしてたし、もうあれは完全に浮気だし
昨日だってどうせ家に連れ込もうとしてたんでしょ」




「もう別れた方がお互いの為だと思う」






言ってしまった




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