日本一のヤクザの娘に愛された男の話 妄想

クズ男玉那覇



マキの彼氏を覚えているだろうか






かなり嫉妬深い







私のした事で彼を激怒させてしまった







それは






玉那覇が彼氏に電話するよ






と言い出し










マキはやめてーと言ったが、







玉那覇は電話した









『お前の彼女、マモルに精子かけられてるぜ。両目とちんこ奪ったほうがいいんじゃない?笑』









マキの彼氏は組長のお気に入りだった







この事を組長に伝え、






はるばる内地からヘリコプターで飛んできた








文字通り、飛んできたのだ











高原の空にゴォゴォと激しい音を立てながら、ヘリのライトが光っている








そのヘリの中きらマキの彼氏は登場した








私はというと、







これ以前に、マックから逃げ出していた








チャリで







途中、






藤間なおに追いかけられた







こいつは沖縄東コザ高吸収のどっかの大学でバドミントンをしている






変人で同級生に友達がいない







ただの変なやつで






いけ好かないやつだ







今は沖縄市役所で臨時で働いている











こいつは足が速い









妙な雄叫びをあげながら走って追いかけてくる









私はすかさずチャリで思いっきり








なおめがけてスライディングした







チャリで








なおは避けたが






このおかげで私は逃げ切った








そして、警察に通報した







助けて!高原のマック







これだけだった









ところが警察は来なかった









なぜなら、








マキの舎弟たちが







マキが移動する度に近くで待機している






そして、110番は通信を傍受され、彼らが受信する






つまり、




警察には届かない






こんな事がまかり通っていいものか







ともかく、舎弟たちはマキの携帯が夜の閉店したマックにあることに異変を感じていたようだった







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