I sex miss
第1章 面接
今日は初めての夜職の面接日。

面接と言ってもキャバクラの面接ではない。

「ホテヘル」の面接。

学生の頃はまさか自分がこの業界に入るとは思ってもいなかった。

寧ろ、この仕事を馬鹿にしていた立場だった。

絶対に自分だけはこんな業界に入るわけがないと思っていた。

私は高校を卒業した後、しばらくはカラオケボックスや飲食店などでバイトをしていた。目指していた。仕事もあった。

けれど、ある事がきっかけでやむを得ずこの業界に入ることになってしまった。

私は容姿も決していい訳でもないし、メイクがうまい訳でもない。

やっとの思いで、こんな私でも面接してくれるという店を見つけた。

「採用率99%」というキャッチフレーズだった。

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1週間前

「どうせ、また、写メ面接で落とされるんだろうな」なんて思いながら半信半疑で店のLINEに「容姿は問わないって本当ですか?」とメールを送る。

しばらくして、店から返信が来た。

「ご応募ありがとうございます。はい。容姿は問いません。失礼ですが、ご年齢と本名を教えて頂けますか?」

「未来です。20です」と送る。


まもなく店から返信。

「このお仕事のご経験はございますか?」


「いいえ。初めです。」と送信

まもなく店から返信。

「ご都合の宜しい日にちや時間帯はございますか?」


「では、○月乂日△時からでお願いします。」と送る。

まもなく店から返信。

「では、○月乂日△時にお待ちしております。身分証を忘れずにご持参ください」という内容のLINEが来た。

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そして、数日が過ぎ、今日は遂に面接日。

シャワーを浴びて、慣れないメイクをして準備を終えて、面接に向かう。

店までの道のりで何度も今日の面接をキャセルしようかとも考えた。

でも、ここまで来たらやるしかない。

そして、そうこう考えてるうちに店のビルまで辿り着いてしまった。

ホテルや風俗店の立ち並ぶ路地裏にそのビルはあった。

店はそのビルの2階。

階段で2階まで上り、店の入り口前に立つ。

「見るからに怪しい入り口…」と思いながら一旦深呼吸。

そして、恐る恐るドアを開ける。

「いらっしゃいませー!」

中から何人かの男の人達の元気のいい声が聞こえた。

そして、若い男の人が出てきた。
店長だろうか。

「あ、あの今日の△時から面接が入ってる未来です。」

「あ、未来さん、お待ちしておりました!」

そして、その男の人に案内され別室に通され、応募用紙と、スリーサイズや性格、身長体重などを記入するプロフィール用紙を渡され、「これ、書きながらちょっとまっててね!」と指示される。

そして、部屋から店長が出ていく。

私は応募用紙とプロフィールを記入し始める。

「スリーサイズ…自分のスリーサイズ分からない…」

とりあえず、身長、体重、おおよそのバストサイズを記入。そして、簡単な自己紹介を書いた。

そして、数分後、店長が戻ってきた。

面接は主に、仕事内容の口頭での説明、仕事道具の使い方の説明などの簡単な説明だった。

そして、一通り説明が終わり、源氏名を決める事に。

店長「何かいい源氏名ある?」

未来「本名でもいいです」

店長「それじゃつまらないじゃーん。あ、そうだ何か好きな女優さんとかいる?」

未来「好きな女優さんは特にいないんですけど、好きなキャラクターなら…」

店長「何が好きなの?」

未来「SNOOPYです」

店長「スヌーピーの中に女の子って誰か出てくる?」

未来「あ、スヌーピーの妹でBellちゃんて子が出てきます」

店長「いいね!じゃあ、Bellちゃんにしよう!インパクトあるからお客さんも覚えやすいだろうし!」

そして、私の源氏名はBellに決まった。

店長「今日、体験入店して行く?」

未来「えーっと…じゃあ、はい…」

店長「じゃあ、今日は初めてだから2、3時間ぐらいにしとこうか!」

未来「はい…」


こうして、私はこの日から風俗嬢となった。



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