君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
当初の宣言通り相当肉食の彼は、毎晩のように私を翻弄してくるけれど、今日は性急に求められ焦ってしまう。


「もう我慢できない。皆が葉月のことを見ているのが、本当は悔しくてたまらなかった」
「見てないですって」
「見てたさ。すれ違う男は皆、葉月に釘付けだったんだぞ。俺だけのものなのに」


私話ソファに押し倒し見下ろす彼は、熱を孕んだ視線を注いでくる。


「俺だけのもの」


確認するようにもう一度口にする悠馬さんは、私の頬に手を滑らせ、切なげな顔。


「一生、俺だけの」


独占欲をあからさまにされ、たちまち全身が熱くなる。


「悠馬さんも、ですよ? 悠馬さんも、一生私のもの」


そうつぶやくと、「煽ってる?」とニヤリと笑われ、目を瞠る。


「煽っては……んっ」


たちまち深いキスが降ってきて、もうなにも言えなくなる。

けれども、彼にこうして激しく求められることに幸せを感じていた。
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