狐とご主人様
次の日
起きた
目の前に広がるあの物置
ああやっぱり夢だったのか..
と落胆した。

そしていつものように水汲みに向かい
コックに叩かれながらコックの手伝いをし
昼は洗濯しながら使用人たちにいじめられ
そして夜になると縛られて動けなくされたそして...

リッツに起こされた
「いつまで寝てるの〜?
というかシル〜なんでご主人様と一緒に寝てるの〜?????」
ん???ご主人様??全く状況がわからない

そしてまず身体が自由に動かないことに気づいた
何故なら...

ご主人様が僕を抱きしめて眠っているからだった

え、ええ?
本当に訳がわからない

「ご、ご主人様朝ですよ!」
と焦り気味に言った

「むう、もうしゅこし〜ねかしぇて〜」
あのご主人様とは思えない声で答えが帰ってくる

そしてその一瞬後がばっと起きて
「シ、シル!なんでこんなとこにいるのかしら!早く起きて仕事の準備をなさい!」
と顔を赤らめて叫んだ

そして足早に部屋から出ていった

なんか可愛かった







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