蘇らせ屋のボクとヒトゴロシのキミ
ロッカールームとキミ
それから1時間ほどカフェで時間を潰し、お客さんが落ち着いた頃合いを見計らって再び食品レジへと来ていた。
相変わらずお客さんは並んでいるけれど、さっきほどじゃない。
これなら少し待っていれば誰かに話しが聞けそうだ。
それから10分ほど待機していると、後ろから声をかけられた。
振り向くとレジの人と同じ制服を着た女性が立っていた。
「お客様、なにかお困りですか?」
ずっと突っ立っていたので不振に思われたのかもしれないが、これは好都合だった。
「こんにちは、私柚木ホームズと言います」
こんな時でもホームズを付きとおすのかと思いながら、柚木さんが名刺を渡すのを見て僕も名刺を取り出した。
「ホームズさん……?」
相変わらずお客さんは並んでいるけれど、さっきほどじゃない。
これなら少し待っていれば誰かに話しが聞けそうだ。
それから10分ほど待機していると、後ろから声をかけられた。
振り向くとレジの人と同じ制服を着た女性が立っていた。
「お客様、なにかお困りですか?」
ずっと突っ立っていたので不振に思われたのかもしれないが、これは好都合だった。
「こんにちは、私柚木ホームズと言います」
こんな時でもホームズを付きとおすのかと思いながら、柚木さんが名刺を渡すのを見て僕も名刺を取り出した。
「ホームズさん……?」