蘇らせ屋のボクとヒトゴロシのキミ
あらすじ
主要キャラクター
主人公 松谷潤(蘇らせ屋)
クラスメート柚木アツコ

高校2年生の潤は、死後49日以内で骨があれば死者を蘇らせることができる。
その力を使って死者と生きた者の憂いを晴らす仕事をしている。
ある日ひと気のない道で話しかけて来たのはクラスメートのアツコだった。
「私、人を殺したかもしれない」
唐突に言うアツコから逃げようとするも、アツコは潤が「蘇らせ屋」だと知っていたためバラすと脅されて、強引に潤の家に居候をはじめてしまう。
そして依頼にもついてくるようになる。
2人で仕事をしている間に、アツコが殺した人間のことがニュースになりはじめるが、アツコは目が覚めた時に目の前に死体が転がっていたことしか覚えていなかった。
そんな時に舞い込んできた依頼は、隣のクラスの三浦メイコを蘇らせてほしいというものだった。
メイコは1学期にイジメにより自殺した生徒だったが、本当の自殺の原因は森の中にある小屋にあった。
そこはアツコが目が覚まし、死体を見つけた場所でもあった。
死んだ2人の男はここにたびたび女を連れ込んでいて、メイコはその被害者の1人だった。
アツコも被害に遭い、突発的に殺したのかもしれないと考える。
しかし、連れ込まれていたのはアツコではなく、アツコの姉だった。
アツコは偶然その森の近くで姉を見かけ、追いかけて行った先で姉が2人の男を殺害するのを見てしまい、そのまま気絶していたのだ。
アツコは姉を庇うため、自分が犯人だと嘘の自供するために警察へ向かうが、他のクラスメートによりすでに真相が暴かれていたのだった。

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