美魔王さまと結婚したなら


順調に妊娠経過を過ごし、それと同じくらい未だに海外と日本を行き来する父、エドワードは相変わらずまだ産まれぬ初孫フィーバーが続いている。


最近では産まれたら暫く滞在すると豪語しているし、言葉通りそうなりそうだ。
実父とはいえ付き合いが浅いのでまだ、何とも接するのに不安があるのであるが。

それを吹き飛ばす孫フィーバー。
良いのか、悪いのか…。


可愛がってくれるのは良い事と思う事にした。


因みに何とか色々誘導して、マタニティウェア等も提案して赤ちゃんグッズから気を逸らそう作戦は継続中である。


今日もリビングで、お茶を飲みつつ赤ちゃん雑誌を見ていて気付いた。


「何か色々、お世話グッズやお出かけグッズってあるのね。これは服や玩具は要らないから私達で買うのはこういうの揃えるのどうかな?」


雑誌を指さしながら、言う私に


「いいんじゃないか?双子だからチャイルドシートは二つ必要だし、ベビーカーも双子用が必要だからな」


因みに、現時点で夏美が自ら買ったのは母子手帳ケース位のものである。


因みに我が家にはベビーベット、ベットメリー、ベビージムが既にあり、更に山盛りの肌着に服などがある。
しかも1歳くらいになるまでのサイズが各種揃ってしまっていた。
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