season
すると、春馬くんが私の髪の毛を撫でながら言った。




「俺も…怖いよ。俺のせいでナツの人生ダメになっちゃったらどうしようって。何度も何度も考えるんだ。教師としてどうあるべきか、彼氏としてどうあるべきかって…。」




そして、私の瞳の奥を見つめる。




「だけどさ、それは俺の一方的な思いなんだよな。ナツが考えてることも、ナツの一方的な考えなんだよ。だから…ちゃんと二人で話し合おうか…?」




“二人のこれからの未来のために…”





春馬くんは、そう付け足して優しく微笑んだ。





二人のこれからの未来のために、私と春馬くんがどうすべきか…




今日、ここで決断しなければならないんだね。




二人で納得して、答えを出せば…




これが正解だったと思えるんだよね?




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