season
「ん、俺も。」




静かにその言葉を囁いた春馬くんに、おもわず顔をじっと見つめた。




「俺も別れたくない。“教師”として言うなら、別れなきゃダメなんだけどな。それにしても、ナツには本当にいい友達がいるな。」



そう言って、ニコッと微笑む春馬くん。




私は、ありのままを伝えた。



だから、大貴がものすごく反対してることだって、今伝えたのに…




いい友達がいるって…言ってくれた。




「春馬くん…私、もう一度二人と話したいな。ちゃんと二人には、認めて欲しいの。無理かもしれないけど…」



特に大貴は、もう会ってくれないかもしれないけど。



思わず俯きかけた時、春馬くんにぎゅっと抱きしめられた。



そして…




「……ナツのそういうとこ、好きだよ。」



そう、耳元で囁かれた。

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