バイバイ☆ダーリン 恋心編  番外編完結しました
桜子に人数分よりもひとつ多くお茶を淹れてもらったのだが…ガチャとドアが開いて、

『悠輝君遅くなって申し訳ない。あれれ、料亭の次男坊は?』

つい先程入ってきた男性は悠輝に尋ねてから、ガタンと音をさせて椅子に座った。

『藤田さんスミマセン。頭に血が上って、出て行けと言ってしまって…』

と頭を下げて苦笑した。

そうですかと藤田は告げて、優花と透子に厳しい顔つきで向き合う。

『あなた達のことは、悠輝君のスマホを通して、生中継で聞いていましたよ。私は嵯峨野商事の顧問弁護士で、藤田隆司と言います。これから、事実確認をしてから、警察に行くことになります』

そう言われた犯人二人は、ガックリと項垂れて言葉をなくしている。

人に危害を加えたのだから、当たり前のことだ。

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小一時間で二人への質問は終わり、藤田は彼女達を連れて出て行く。

『何だか疲れたわね』

そう呟いた桜子の頭を撫でてお疲れと言って、部室の鍵を閉め家路を急いだ。



※弁護士さんや警察沙汰のことなど、全て想像で書いています。違っていたらスミマセン。
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