Home * Love 〜始まりは、キス〜





まるで、銃で撃たれたような…

そんな感覚になった。

それくらい、
梅田さんの寝起きの
キラキラとした笑顔は

心臓に悪くて。


「お…おはようごっ…ざいます」

朝の挨拶を噛んでしまった私。



「熱は?大丈夫?」

し…しまった・・・


体温計をセットするの、忘れた。

このままじゃ、梅田さんの手が
来てしまう………

朝から、それだけは避けたい。

心臓に悪いですから。




って!!!

梅田さんの顔が近づいてくる!!


朝から何をする気ですか〜

私は目をぎゅっと瞑った。


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