Home * Love 〜始まりは、キス〜







そう言って
梅田さんの手は私の上に置き、
くしゃくしゃってする。



ドクン…………ドクン…………


顔に血がのぼって、熱くなる。


よ、よかった〜〜〜〜



私は今、チョコレートのように
溶けてしまいそうだよ───



「ありがとうございます…」

私は両手で顔を覆い、
赤くなった顔を隠した。


もう、恥ずかしすぎるよ………


「鈴ちゃん、今日…さ。
一緒にご飯食べない?」



梅田さんからのご飯のお誘い。


今日は恥ずかしすぎるからいち早くここを脱出したかったのだけど。


梅田さんのお誘いは断れないよ。


「はい…………」


「良かった…。じゃ、何食べたい?」



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