Home * Love 〜始まりは、キス〜




*****


「おはようございまーす」

お店に入ったら、ダッシュで休憩室に行き。





09:00

タイムカードの時計を見てホッとしてから、


ジジジ………

「間に合ったぁ〜」

と、タイムカードを押した。

崩れ落ちるように…
近くにあったパイプ椅子に座り込む私。


早くなっている呼吸を整える。




「鈴…!おはよ。
どうした?疲れた顔しちゃって。」

私の後ろから聞こえる、可愛らしい声。



肩には、ほぐれるような気持ち良い感覚。


振り返ると、親友の愛梨〔アイリ〕が私の肩を揉んでいて。


「愛梨〜!おはよう!
ねぇ…聞いてよ!緊急事態だったんだけど!」

私は涙ぐみながら訴える。


だって…だって……
本当に緊急事態なんだって!

あんなカッコイイ方がぁ!


「何、何があったのよ?
……しかもちょっと顔赤いし?」





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