御曹司くんに再会したら溺愛されました

その夜、晴生は私を離してくれなくて、泊まる事になってしまった。

コンシェルジュとは、便利な方たちで、そんな時でも頼めば着替えなどを買ってきてくださる。

そんな贅沢な生活をした事がないので、驚く事だらけだ。

翌日は、朝からケーキを焼いた。

足りない道具類もコンシェルジュさんに頼んだら、届けてくださった。

「里奈!
すごい!
ケーキ屋さんにもなれるね。」

晴生が喜んでくれて、私も嬉しい。

「プレゼントも買いに行きたいんだけど、
欲しいものある?」

「ん?
プレゼント?
もうもらったよ。」

「え?」

あげてないし。
どういう事?

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