嫌いな君を好きになる……
校舎裏に君はいた。


「奏多くん、天くんに言う言ったのに言わなかったの?


私、聞いてないよ!」


なんだ?


言い争いがただ、聞こえた。



「そんなに、天が好きなの?

俺じゃダメなの?」


ドンッ


桜を壁に押し付けた奏多がいた。


「奏多くん、やだ、離して‼

私、、やっぱり天くんがいい。


天くんがいい!!」
 
君が泣いてる。


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