嫌いな君を好きになる……
君の面影を探した。

少しでもマイと重なるように、君とマイを重ねた。


やっぱり、君が還って来たとしか思えない。

俺は、マイの顔を君に重ねた。


君の頬に触れ唇を寄せた。


「ーーーっ」

君が少しだけ怯えた。


ガシッ


誰かが俺の腕を掴んだ。


「天ーーー」


「させない。。

そいつは俺のだーー」



俺は君を見た。

泣きそうにしている桜ちゃんをーー。





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