きらきら星に告ぐ、
☆00 プロローグ


.


女のコはいつだって夢を見ているの。



その夢の中での自分はお姫様で、



いつか白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるのを待ってるの。



その王子様と幸せになって、



ずっとずっと一緒に過ごす夢を。










「ちせちゃん、おおきくなったら、おれのおよめさんになってくれる???」



「およめさんってなあに??」



「ずっといっしょにいてくれるひとのこと!」



「・・・!うん!!ちせ、かいちゃんとずっといっしょにいたいから、かいちゃんのおよめさんになる!!」



「ほんとに??ずっといっしょにいようね」



「うん!」










夢見る少女は夢を見続ける...。



その夢に、
タイムリミットがあるなんて知らずに。


.





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