私の心霊体験談( 怖かったこと)
バンッッ!!


扉を開け、すぐに私は後部座席を睨み付けた。

が、そこには “ 誰も ” 居なかった。


「ふぅ……」

私は大きく息を吐き出し、運転席に深く腰かけた。



車のことは詳しくないが、一応エンジンをかけてみる





ドゥルドゥルルルル…

「え?」


エンジンはすんなりかかった。


「え?!」

『え?はなすごーい!エンジンかかったの?あんなに何度やっても駄目だったのに~』

母も助手席に乗り込んできた。

『何が原因だったのかしら?』


原因は、たぶん “ アレ ” だ。

でも、
そんなこと言えないので「さぁ?」と答える。



とはいえやはり落ち着かないので、
一旦エンジンを停めて、私の車で待つことにした。
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