欲しいのは、たったひとり。
「中間テストが3週間後にあるから、今日から勉強会を開こうと思います」


「は?勉強会?」



やっぱり陽日くんの言うことに理解ができない。



私が脳をぐるんと回転させて考えてみるけど、もちろん何を言っているのか分からない。




「──────桜野くーん!」



「あ、やばい。クラスの女子に呼ばれたから行ってくる」





私が必死に頭を回転させていたら、陽日くんはいつの間にか消えていた。




え、待って。


男の人に免疫のない私が、男子と同じ部屋で勉強?



無理無理無理!!!!!!!




でも、私1人で勉強できるし!



だっ、男子に教えられなくても一応できる。




ぐるんと回転させていた頭は全く働かず、1人で呆然としていたら、




「ななちゃん?」



「ひいっ!」




耳元で突然囁かれ、変な声が出た私。



後ろを振り向くと、ひびちゃん、ひーちゃん、せらちゃんのお3人が揃っていた。




「ななちゃん、桜野くんと話してたよね?」



「えっ.......、うん」




ひびちゃんはニヤニヤしながら私に聞いてきた。




「なんだったの〜?」


「ええ〜、普通のことだよ〜」
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