雨の後は、きっと虹がかかる
*prologue





ずっと雨が降っているのだと思っていた。


でも、違った。


止まない雨はなかった。



私が、何も気付いていないだけだった。


本当は、綺麗な虹が空にかかっていた。


さあ、傘をたたんで、空を見上げて。





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