君と明日を見つめてるーー
冷たい廊下の隅で、私達はいつも話していた。


「高丘、ごめんね。


あんな、約束ーー」


やめてなんて言えなかった。


標的が、私になれば間違いなく襲われるだろう。


私は、女だ。


「いいよ。


明咲を傷つけたくないから。

後、知らない振りをして欲しいんだ」



知らない振り???


「何を、言ってるの?」



私達は友達になった。


私に、貴方を無視しろと??


「まだ、出会った頃の、俺らに戻ればいいだけだ。


大丈夫、離れても想ってるからーーー」



そう、君が初めて笑ったんだ。


屈しない笑顔で、笑うもんだから何も言えなくなった。


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