私のすべてを捧げます
タイトル未編集
初スタメン
「6番ショート、桜ノ宮」

桜ノ宮、という聞き慣れた響きに、
弁当を食べていた私の手は止まった。

球場のスクリーンを見ると、
笑顔の兄ちゃんご映っている。

でも、大歓声を浴びて打席に向かう兄ちゃんは、
なんだか別人みたいで。

緊張してるからか表情は固くて、
汗をかいているように見えた。


今年、ドラフト1位でプロ入りした、
桜ノ宮 優稀。
私の兄ちゃん。

そんな兄ちゃんが、
今日初スタメンを果たしたのです!

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