君の隣で笑いたいーー
食事は正直大変でした。

急に機嫌の悪くなる悠くんを、なだめ私は家を出た。


「やっと、行ったな。

行こうぜ」

急に志貴、秋が出てきて焦る。

「お前らどこに居たんだよ」


気配感じなかったけど。


「隠れてた。
いくんだろう?はい、これお前の‼」

志貴が紙袋を渡してきた。


なんだこれ。 

中を覗くと、海パンが入ってる。

「………俺にはそんな趣味ねーぞ」


ちょっとだけ引いたよ今。

「バカだな、尾行すんなら海パンはいて尾行しなきゃ行けねーだろうが。

早く行くぞ‼見失う」


志貴、なんかスゲー浮かれてねーか?


浮かないけど仕方ない。

俺達は君を追いかけた。






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