クールな彼の甘い素顔
なんだかこのまままっすぐ家に帰りたくなくて、
わたしは家の近くの公園に立ち寄った。
ブランコに腰を下ろして、
ギイギイ意味もなく軽くゆれてみる。
「...告白する前に、フラれちゃった」
彼は、告白さえさせてくれない。
わたしの今日のこの勇気、一体どこにぶつければいいの?
一体だれにぶつければいいの?
「三上くんのバカ...!!」
思わずそんな言葉が漏れてしまう。
そのとき、その言葉に返事をするかのように、わたしの制服のポケットにいれているケータイの着信音が暗闇のなか鳴り響いた。